4種類の毛色

特徴

キャバリアは4種類の毛色に区別されています。

ブレンハイム(栗色と白の2色)

パーリー・ホワイトのベースに、チェスナット(栗色・明るい茶色)のマーキングが入るバイカラーです。(ごく一般的です。我が家のそらちゃんもブレンハイムです)

特に耳の間、頭の上に「ロザンジュ(ひし形紋)」と呼ばれるマーキングを持つことに価値がおかれています。

チャールズ2世の死後、キングチャールズ・スパニエルの最大の支持者であったマールボロ公爵という方がいました。

彼がこの毛色を好んでいたことから、彼の領地であるブレンハイムと呼ばれるようになりました。

ブレンハイム宮殿は、ウィンストン・チャーチルの発祥の地であり、マールボロ公爵の住居で、ウッドストック英国に位置するユネスコの世界遺産に登録されています。

トライカラー(赤茶色・黒・白の3色)


ブラックとホワイトの境目はハッキリとしており、ブラック&タンのタンと同様、眉や両頬、耳の裏側、脚の内側、尾の裏側に赤茶色のマーキングが入っています。

ブラックタン(黄褐色と黒)

ジェットブラックという艶のある黒をベースとしたカラーで、眉や頬、耳の裏、胸、脚、しっぽの裏側などに、タン(黄褐色)と呼ばれるマーキングが入った毛色です。タンの位置は左右対称である事が望ましいといわれています。

タンの色味は明るいブラウンやレッド、クリームなどが好ましいとされ、逆にホワイトは好まれません。

ルビー(赤茶色)

宝石のルビーから連想されるカラーで、全体が鮮やかな赤茶色の単色で構成された毛色です。

ミニチュアダックスフンドやトイプードルの場合はレッドに該当するカラーですが、キャバリアではルビーと呼ばれます

公認されている4色の毛色の中では最も珍しい毛色で、ホワイトが入ったルビー&ホワイトも存在しますが、こちらは公認されていません。

ミスカラー

JKCに公認されているキャバリアのカラーは、全部で4色。その基準から外れてしまった毛色がミスカラーで、1つの毛色の中に異なる毛色を含んでいるキャバリアを指します。

ミスカラーの子犬が生まれる原因はハッキリとしておらず、そのため意図的に作り出すこともできません。ミスカラーの子犬は、ブリーダーの意図とは別にイレギュラーで生まれた子犬なのです。

ミスカラーのキャバリアは、それ以外のキャバリアと比べて特別何かが劣っているわけでも、健康に深刻な問題を抱えているわけではありません。イレギュラーな毛色のため、繁殖が推奨されていないこともあり、滅多に見かけることはないでしょう。

被毛

キャバリアの被毛は、「ストレート」と「ウェーブ」の2種類があります。

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